
Tokyo Bay Area
湾岸エリアの主要タワーマンション
豊洲・有明・東雲を中心とする東京湾岸は、2000年代以降のタワーマンション供給を牽引してきた日本最大のタワマン集積地。再開発の進展とともに、居住地としての評価を確立しています。
AREA OVERVIEW
エリア概観
湾岸エリア(江東区豊洲・有明・東雲・辰巳)は、造船所・倉庫街だった土地が2000年代以降の大規模再開発によって一変した、東京で最もダイナミックに価値が形成されてきたエリアです。ららぽーと豊洲や豊洲市場、有明ガーデンといった大型商業施設の開業、小中学校の新設が進み、子育て世帯を中心に人口が流入し続けています。
供給されるマンションは1棟あたり500〜1,500戸級の大型物件が中心で、共用施設が充実したスケールメリット型のタワーが多いのが特徴です。新築価格は20年間で約2倍に上昇し、中古市場でも高い流動性を維持しています。
MARKET CHARACTER
市場の特性
大規模・高流動性の市場
同一マンション内の成約事例が豊富に蓄積されるため、価格の透明性が比較的高い市場です。一方で、住戸ごとの階層・向き・眺望による価格差が大きく、「同じマンションだから同じ坪単価」とは言えません。
眺望プレミアムの明暗
レインボーブリッジ・東京タワー方向の眺望と、隣接タワーに阻害された眺望とでは、同一階でも大きな価格差が生じます。タワー密集地ゆえに、将来の眺望阻害リスクの見極めも重要です。
継続的な新規供給
晴海フラッグや豊洲・有明の新規プロジェクトなど供給が続くエリアであり、新築供給が中古市場の価格形成に与える影響を注視する必要があります。
REPRESENTATIVE TOWERS
代表的なタワーマンション
竣工年・階数・戸数等は公開情報に基づく参考値です。
アーバンドック パークシティ豊洲
豊洲- 竣工
- 2008年
- 階数
- 地上52階
- 総戸数
- 1,481戸
- 高さ
- 約179m
分譲:三井不動産レジデンシャル・IHI
IHI造船所跡地の大規模複合再開発「アーバンドック」の中核として誕生した豊洲タワマン市場の草分け。ららぽーと豊洲に隣接し、52階建てタワーAを含む3棟・総戸数1,481戸の大規模コミュニティ。竣工から15年以上を経ても湾岸エリアの代表格として高い流動性を維持。
市場動向:直近の中古相場は坪単価600万円台半ば前後。
この物件の詳細を見るシティタワーズ豊洲 ザ・ツイン
豊洲- 竣工
- 2009年
- 階数
- 地上48階
- 総戸数
- 1,063戸
- 高さ
- 約167m
分譲:住友不動産・阪急不動産
豊洲駅徒歩5分に立地する48階建て・2棟構成の大規模タワー。隣接する「ザ・シンボル」(44階・850戸)と合わせた3棟で住友不動産の湾岸旗艦プロジェクトを形成。駅近と規模を兼ね備え、豊洲の中古市場で安定した取引量を誇る。
市場動向:直近の売出は坪単価600万円前後の水準。
この物件の詳細を見るブランズタワー豊洲
豊洲- 竣工
- 2021年
- 階数
- 地上48階
- 総戸数
- 1,152戸
- 高さ
- 約175m
分譲:東急不動産(幹事)ほかJV
豊洲駅徒歩5分、中間免震構造を採用した地上48階・総戸数1,152戸のエリア最新鋭タワー。竣工後も中古価格の上昇が顕著で、分譲時から大幅な値上がりを記録した湾岸相場上昇の象徴的存在。
市場動向:直近の売出は坪単価800万円前後まで上昇。
この物件の詳細を見るスカイズタワー&ガーデン
豊洲- 竣工
- 2014年
- 階数
- 地上44階
- 総戸数
- 1,110戸
- 高さ
- 約155m
分譲:東京建物・三井不動産レジデンシャルほか6社JV
豊洲6丁目(新豊洲)の大規模開発第1弾。大手デベロッパー6社JVによる44階建て・1,110戸のビッグコミュニティで、豊富な共用施設と眺望が強み。ゆりかもめ新豊洲駅利用。
市場動向:直近の成約は坪単価650万円前後。
この物件の詳細を見るベイズタワー&ガーデン
豊洲- 竣工
- 2016年
- 階数
- 地上31階
- 総戸数
- 550戸
- 高さ
- 約103m
分譲:東京建物・三井不動産レジデンシャルほか6社JV
スカイズに続く新豊洲開発の第2弾で、同じ大手6社JVによる31階建て・550戸のタワー。免制震複合システムを採用。スカイズと一体の街区を形成し、緑豊かなガーデンが特徴。
市場動向:直近の中古相場は坪単価700万円前後。
この物件の詳細を見るプラウドタワー東雲キャナルコート
東雲- 竣工
- 2012年
- 階数
- 地上52階
- 総戸数
- 600戸
- 高さ
- 約175m
分譲:野村不動産
東雲キャナルコート地区の総仕上げとして建てられた地上52階・600戸のタワー。東雲エリアでは最も高く、プラウドブランドの旗艦タワーとして中古市場での評価も高い。りんかい線東雲駅・有楽町線辰巳駅利用。
市場動向:直近の成約は坪単価550万円前後。
この物件の詳細を見るWコンフォートタワーズ
東雲- 竣工
- 2004年
- 階数
- 地上54階
- 総戸数
- 1,149戸
- 高さ
- 約178m
分譲:三菱地所・三菱商事ほか
EAST棟(54階・制震構造)とWEST棟(45階)からなる総戸数1,149戸のツインタワーで、東雲キャナルコート開発の先駆け。築20年超ながらエリアのシンボルとして存在感を保ち、価格面では周辺新築より手頃な選択肢。
市場動向:直近の中古相場は坪単価400万円前後。
この物件の詳細を見るブリリアマーレ有明 タワー&ガーデン
有明- 竣工
- 2009年
- 階数
- 地上33階
- 総戸数
- 1,085戸
- 高さ
- 約114m
分譲:東京建物・伊藤忠都市開発ほか
最上階33階のワンフロア全体をプールやラウンジ等の住民専用共用施設とした「リゾート型」タワーの代表格。地上33階・1,085戸で有明住宅エリアの先駆けとなり、ホテルライクな管理で独自のポジションを確立。
市場動向:直近の中古相場は坪単価600万円前後。
この物件の詳細を見るシティタワーズ東京ベイ
有明- 竣工
- 2019年
- 階数
- 地上33階
- 総戸数
- 1,539戸
- 高さ
- —
分譲:住友不動産
大規模商業施設「有明ガーデン」と一体の約10.7ha複合開発内に建つ免震トリプルタワー(32〜33階建て・総戸数1,539戸)。ゆりかもめ有明駅徒歩3分、りんかい線国際展示場駅も利用可能で、有明エリアの新たなランドマーク。
市場動向:直近の成約は坪単価700万円前後。
この物件の詳細を見るシティタワー有明
有明- 竣工
- 2010年
- 階数
- 地上33階
- 総戸数
- 483戸
- 高さ
- —
分譲:住友不動産・住友商事
住友不動産による地上33階・483戸の免震タワー。有明1丁目に立地し、有明ガーデン開発以前からエリアを支えてきた中堅規模の一棟。周辺の商業開発進展により生活利便性が向上。
市場動向:直近の成約は坪単価500万円前後。
この物件の詳細を見る※ 掲載内容はエリア紹介を目的とした一般情報であり、個別物件の鑑定評価額や投資推奨を示すものではありません。個別の評価はお問い合わせください。
APPRAISAL FOCUS
このエリアの鑑定評価、ここを見ます
01
階層別効用比の精緻な分析
大規模タワーは低層・中層・高層で市場の評価が明確に分かれます。当社は同一棟内・競合棟の取引事例を層別に分析し、階層別効用比を定量的に把握した上で評価します。
02
相続税評価との乖離検証
湾岸タワマンは市場価格と相続税評価額(路線価ベース)の乖離が大きい典型例です。区分所有補正率適用後も乖離が残るケースについて、鑑定評価による時価立証をサポートします。
03
大規模修繕・管理状態の反映
築15年を超える物件では、修繕積立金の水準や大規模修繕の実施状況が価格に影響し始めています。管理組合の運営状態まで踏み込んだ評価を行います。
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